ライゾマゾティクス×イレブンプレイ「discrete figuresディスクリート フィギュアズ」イベントログ

こんにちは、teamSHAFT(@teamSHAFT610)です。

 

先日、日本を代表するクリエーター集団

Rhizomatiks Research(ライゾマゾティクスリサーチ)×ELEVENPLAY(イレブンプレイ)

の新作公演

「discrete figures(ディスクリート フィギュアズ)」

を観てきました。

 

rhizomatiks.com

 

前売りチケットはすぐに完売。追加公演も秒でソールドアウトしてたのですが何とか

当日券で観ることができました。

 

感想は、

ス、スゲー!

技術的なことは分かんないけど!

※素人の感想です。

 

 

AI、機械学習を通じた、未知のダンス表現への挑戦

本作は、身体表現と数学を接近させ、数学的解析から生み出される身体像や所作の運動表現と、

生身の身体との関係性を 追求するステージ作品である。

さらに、ドローンやAI、機械学習を通じて、新たな運動の探求を構築することによって、

人間の主観や感情表現を越えた、未知のダンス表現を作り出そうとする、

真に挑戦的な新しい試みとなる。

 

 

以上、HPからの引用。

 

今までライゾマがやってきたシームレスARやドローンなどの技術もそうですが、

今回は機会学習を使ったダンス表現をするということで、とても興味がありました。

 

先にアメリカで行われた公演の映像


'discrete figures' by RHIZOMATIKS x ELEVENPLAY at GRAY AREA

 

特に面白かったのがダンサーさんの動きをすぐにモーショングラフィックで表現しているところ(シームレスAR?)、あとは今回の目玉ともいえるダンサーさんの動きを学習してAIが踊る場面ですね。前に別のイベントで今回のDEMO映像を見たのですが、その時よりも動きが滑らかでダンスっぽくなっていました。

 

ただ最先端だからという理由で技術を使うだけでなく、まず表現したいことがありそれを実現するための手段としてのテクノロジーを採用するという真鍋さんたちの考え方にとても共感するし、テクノロジーと身体の融合や身体の表現を拡張するという表現法にとても影響を受けます。

 

僕自身もiPhoneMacなどのテクノロジーを使うおかげで自分の仕事やクリエイティビティーを上げられるという事を体験しているので、今回の公演はとても刺激を受けました!

 

新しいことに挑戦しながらも、しっかりと作品と魅せることを追求する姿勢にとても感動しました。

 

物販もしっかり買ってしまいました。ライゾマTシャツ欲しかったんですがサイズ売り切れでパーカー買うことに。意外に可愛いデザインで好評です(笑)

 

   

 

今回初めてのRhizomatiks Research(ライゾマゾティクスリサーチ)×ELEVENPLAY(イレブンプレイ)の公演を観たんですが色々刺激うけまくりました。

また機会があれば見に行きたいと思います!

 

 

 

 

 

 

出張やツアーに持って行って便利なグッズ5選

こんにちは、teamSHAFT(@teamSHAFT610)です。


今回は一年の半分以上は全国ツアーに出てた僕が旅に持ってくと便利な物を紹介します。

 

ツアーは長い時には1ヶ月以上は家に帰れないこともあるため、いかにストレスなく移動と滞在先を快適にするかを考えてました。


基本はいかに荷物を軽くするか!

 

そのために、

 

どうやって持っていかないか!

どうやってコンパクトにするか!

 

この二つを考えること。

 

 

1.衣類圧縮袋

 荷物で一番かさばる物は洋服!

とくにスタッフの仕事をしていると、普段着以外にも仕事着として黒いTシャツや黒いズボンなども持っていかなくてはなりません。

なので、手で空気を抜いて圧縮するコレがあるとメチャクチャ荷物スペースを減らせまます。
長いツアーでも持ってく服は1週間分あれば十分。

ホテルやその周辺に必ずコインランドリーがあるからそこで洗濯します。
ただ乾燥機で縮む可能性があるのと圧縮袋にいれるので、あんまりいい服は持ってかないほうが良さげです。
1週間以上のツアー日程だったら、とりあず下着・靴下5日分、私服3日分(着回しで2日は着る計算)、仕事着5日分くらいで考えてます。

 

 

2.無印のトラベルグッツ

 旅といえば無印。

化粧水やシャンプーを詰め替える小さいボトルや折りたたみ歯ブラシなど、とにかくコンパクトに収納するための品がたくさんあります。
液体関係は意外に場所と重さがあるから小分けにして持ってくのがキモ。
歯ブラシやシャンプーなどのアメニティはホテルにあるから割り切って持ってかないという選択肢もありますが、ビジネスホテルは業務用の物なのでいつも使ってるお気に入りの物にしたいですよね。

 

 

3.小分けの洗剤

部屋干しトップワンパック 25g×5袋入り

部屋干しトップワンパック 25g×5袋入り

 

 コインランドリーって洗剤別売りだったり怪しい物が多いし、洗濯するであろう回数分もっていきます。

これはワンパックになっているので持ち運びに便利だし、生乾きの嫌なニオイも抑えられるのでオススメです。

 

 

4.モバイルバッテリー

移動中の暇つぶしなどでスマホの電源がなくなることよくありますよね。

僕のおすすめは充電器とバッテリーが一つになったAnker PowerCore Fusion 5000

これで荷物が一つ減らすことができます。容量もiPhoneを1回以上は充電できるし、コンセントに繋げたままでもスマホの充電が終わったら勝手にバッテリーの方を充電してくれるのでとても便利です。

 

 

 5.Amazon Fire タブレット

Fire HD 8 タブレット (8インチHDディスプレイ) 16GB

Fire HD 8 タブレット (8インチHDディスプレイ) 16GB

 

最強の暇つぶし道具です(笑)移動中の暇な時間、漫画読むのも映画見るのもこれ1台ですみます。まさに、コスパ最高のエンタメ端末です。

Fireタブは7・8・10インチとサイズがありますが、重さや画面の大きさなど考えると8インチが1番ベストだと思います。

 

 


番外編

・疲労がたまったらアミノ酸(BCAA)

グリコ クエン酸&BCAA 12.4g×10本

グリコ クエン酸&BCAA 12.4g×10本

 

 栄養ドリンクやエナジードリンクはカフェインなどで瞬発的に体を動かすようにさせてるだけなので、本気で疲れてるときには逆に飲まない方が良いと思っています。

そこで直接疲労に効く栄養素としてアミノ酸をおすすめします。
寝るに飲むと次の日の疲れが全然違います!

 

 

ツアーが当たり前の生活をしていると家よりもホテルの方が落ちついてきますね。(笑)

服もだんだん軽くて早く乾く物を探しだしたりしたり。

日常でも使える物やアイディアが多いので、また紹介したいと思います!

 

NewsPicsアカデミア「アートの経済学」イベントログ

こんにちは、teamSHAFT(@teamSHAFT610)です。

 

NewsPicsアカデミア「アートの経済学」を聞いてきました。

newspicks.com

 

仕事柄、演劇やミュージカルのスタッフをやっているとアーティストとしりあったり経済的な問題は常に考えます。

今回はアートとくに美術についてのお話でしたが、エンタメの世界にもつうづるヒントが盛りだくさんでした。

 

登壇者は 山本 豊津 さん

日本で最初の現代美術画廊、東京画廊BTAP代表取締役社長。武蔵野美術大学建築学部卒業後、衆議院議員秘書として一度美術業界を離れるが、後に東京画廊に参画、現在代表を務める。その傍ら日本の古典的表現の発掘・再発見や銀座の街づくり等、多くのプロジェクトを積極的に手がけている。

 

アートは資本主義の行方を予言する (PHP新書)

アートは資本主義の行方を予言する (PHP新書)

 

 

 

 

現代アートでよく思うこと、木に釘を4本打っただけの現代美術がなぜ何百万の価値がつくのか?

 

美術の価値は、その歴史とその国家のインフラが整っいて価値がきまる。

たしかに、戦争中に絵の価値とかはどうでもよくなりますね。

 

 

 

そうえいば美術だけじゃなく音楽や演劇も王族や貴族が注文して制作された物が多いですね。歴史をもっと勉強しようと思います。

 

 

お金持ちがなぜ絵を買うのか。その理由も分かりました。

現在、一番高い絵画がレオナルド・ダビンチの「サルバドール・ムンディ」4億5030万ドル!

日本円で約500億円です!

絵の大きさは手に持てるほど大きさで価値は500億。これが金塊だったら10トンぐらいの重さになってしまい、とても手では持てない。そもそも置く場所がない。

 

 

 

これは前回の佐渡島さんのイベントでもありましたね。最近は生き方を自分で決められるようになって、人生を中長期的に考えなくてはいけなくなった。

だから、将来が不安で病む人が増えたという話。

 

 

「子はかすがい」って言葉があるように1対1のコミュニケーションだと上手くいかない場合が多いそうです。

間にアートが入ることでも同じ効果があるのは驚きでした。

 

ああ、納得。時間感覚のズレはもの凄くストレスですね。コミュニティや組織をマネジメントする上でも参考になる言葉でした。

 

 

とにかく量を積み重ねてみるというのは、はじめの一歩として重要ですね、何事も。

 

専門学校の講師として10代の子たちと接していますがホント若がえります(笑)気をつけないと若返りすぎるくらい…。

 

 

最後にすごく目からウロコが飛び出る言葉を聞けました。なるほど!そういうことだったのかと、まさに金言でした!

 

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 

 

 

 

佐渡島庸平×石川善樹「みんな居場所がない ー 現代の孤独とコミュニティー」イベントログ

 おはようございます、teamSHAFT(@teamSHAFT610)です。

 

先日、NewsPicsアカデミア

佐渡島庸平×石川善樹「みんな居場所がない ー 現代の孤独とコミュニティー」に参加して

いまの自分にドンピシャの内容だったのでブログにまとめてみたいと思います。

 

newspicks.com

 

目次 

 

参加したキッカケは、専門学校の講師をしていて若い子たちはメンタルが弱い子やコミュニケーションをとることが苦手な子が多い印象を受けていて、自分もコミュ障で人のつながりをつくるのがヘタな人間でも受け入れられる場所をつくりたいとのと、これからの時代は小さなコミュニティの独自の経済圏をつくり、そのコミュニティをいくつも横断しながら生きていくことになるだろうと考えたからでした。

 

孤独とは何か?

 

孤独を感じた時の不安やモヤモヤした気持ちを言葉にするのは難しく、その気持ちを共有できないから孤独感を強めてしまう。

 

とくにルーチンワークじゃない仕事や成果の可否がハッキリしない仕事だと孤独や不安を感じやすい。

これ、まさに舞台スタッフの仕事ですね…。

とくにエンタメ関係の仕事は数値などで表すことが難しいので成果が分かりづらい。

人によっても基準が違うし…。病みがちになります(笑)

じゃあこれを解決するにはどうしたら良いのか。

 

そのヒントが、人生を中・長期的に考えず今を生ききることに集中する!ことと

所属すコミュニティの思想に共感できれば孤独を感じづにいられるのではないかと。

 

今日を生ききる!

 

最近は人生100年時代と言われて、長期的に人生プランを設計しなければと思いがちですが、未来は先が見えない道なので本当にこれが正しい道なのか不安になります。

そこで、この街に住むのはあと一ヶ月かと思って生活してみる。

すると、クリエイティビティは爆上がりするそうです。いままで気づかなかった発見もあるでしょう。

 

いま起きてることに集中するのは、マインドフルネスに通じる考えですね。

 

提示するのは「あり方」

 

 

目標やゴールを設定すると、それを達成してしまうと解散してしまう。

なので、どうある状態がベストなのかを示し安心と安全を保証してあげれば勝手に続いていくと。

これは目から鱗でいたね。仏教のお話も出てて、ブッダはそもそも教えを広めようと思ってなかったし、経典も死んで何百年もたってから書かれた物。

カリスマなどの人物に集うのも、その人がいなくなってしまえば無くなってしまうが思想なら無くならずに続いていける。

 

行ってみた結果

参加して本当に良かった!!

イベントで近くにいる人とテーマや佐渡島さんたちからの問いについて話し合う機会があったのですが、そのこともまさに自分の悩みを解決するヒントをもらえました!

今回の知識をもとに孤独になりがちな人を見逃さずに取り込み、学校や仕事のチームビルディングにも役立てることができそうです。

 

 

登壇者著書とお話に出てきた本紹介

最後に登壇者の佐渡島さんと石川善樹さんの本の紹介と対談のお話にでてきた本を紹介します。

当日、行った方たちのご参考までに。

 

 今回のイベントの元になる佐渡島さんの本。

 対談相手の石川善樹さんの本。

疲れない脳をつくる生活習慣―働く人のためのマインドフルネス講座

疲れない脳をつくる生活習慣―働く人のためのマインドフルネス講座

 

 

対談の中にでてきた仏教や宗教というコミュニティを理解するための本。

完全教祖マニュアル (ちくま新書)

完全教祖マニュアル (ちくま新書)

 
仏教思想のゼロポイント: 「悟り」とは何か

仏教思想のゼロポイント: 「悟り」とは何か

 

 

 言語化できない感情に共感してもらう。

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

 

 できない人側に立つシステムをつくる。

 知的障害者の人達を雇うチョーク工場の物語。

虹色のチョーク

虹色のチョーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

teamSHAFT

はじめまして、teamSHAFT(@teamSHAFT610)です。

 

仙台と東京の二拠点生活をしながら主に演劇やミュージカルなどのスタッフワークをしている者です。

 

フリーランスのチームとして新しい働き方や場所や概念にとらわれないコンテンツの制作を目指して活動しています。

 

このブログは普段仕事で使う道具やサービス、仕事の方法論など皆さんのお役にたてる情報を発信するブログにしていきたいと思っています。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

ブログ初投稿ということで、屋号の由来を書きたいと思います。

フリーランスになるとき絶対屋号は何かカッコイイのをつけたいと思ってました。

とりあえず舞台系の会社によくある「ステージ〇〇」とか「〇〇ステージ」という名前はつけないようにしよう思ってましたが、自分で考えたカッコイイ名前とか恥ずかしいなと段々こじらせ気味になっていたところ。

 

そいういえば学生時代すごく憧れていた屋号があるじゃないかと。

 

それがいまつけているシャフトという屋号です。これ元々は学生時代の恩師の屋号でした。
しかし、数年前に残念ながら亡くなられてしまい、もうあの屋号は、この世界では見ることはないのかと思い勝手に引き継ごうと思ったのでした。

 

いまの仕事を始めて十数年、その土台を作った学生時代。

根暗で人見知りだった自分になぜか目をかけてくれて引っ張り出してくれた恩師。

だから、もし名前を引き継ぐとしたらこの世界に生き残ってる自分しかいないだろうと。

そして、自分一人では何もできないので、常に同じメンバーではなくプロジェクトごとかもしれないけど一つの物を作るために集まり一つになれるチームをつくりたい。

そうしてつけた屋号が teamSHAFT 

 

気がつけば憧れた恩師の年を越えようとしてしています。